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2009年10月30日

地震予測の実証実験コンテスト

東大地震研究所が中心、11月から

 日本全土を含んだ領域の地震活動を予測するモデルを公募し、実際にプログラムを運用して精度を競うコンテストが、東京大学の地震研究所が中心となり、2009年11月から開始される。
 日本列島と周辺海域を緯度経度ともに0・1度(およそ10キロ四方)のマス目に分け、各マス目の中で起きる一定規模以上の地震の数を予測する。期間は「1日」「3カ月」「1年」「3年」の4コース。終了後に実際の地震と比べ、どれだけ当たったかを競う。
 実験の条件をそろえるため、参考にする過去の地震は気象庁のデータベースにある地震だけというルール。
 現在、海外を含むおよそ10のグループや個人から、約50の予測プログラムが提出されている。
 最短の1日コースの場合、2010年には結果が出る予定。
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2009年10月09日

日電検、技能試験(電気分野)を実施

日本電気計器検定所は、10月から2009年度の技能試験(電気分野)を実施する。各プログラムの概要は以下の通り。

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2009年10月02日

品質工学会 NMS研究会報告(8月)

(財)日本規格協会  岩垂邦秀

 第138回NMS研究会が、2009年8月1日(土)に永田町星陵會舘3階会議室において開催され、参加者による第17回品質工学研究発表大会の発表内容を含む7件のテーマについて活発な議論が行われた。
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2009年09月04日

品質工学会 第136回NMS研究会報告(6月)

(株)IHI 江末 良太


 2009年6月6日(土)に第136回NMS研究会が機械振興会館(東京都港区)において開催された。初めに主催である矢野先生より地震予測の事例を具体例とした問題提起が行なわれ、続いて6月に行なわれるQES2009で発表されるテーマを中心に議論が行なわれた。地震予測の事例も含めて以下に議論されたテーマについて紹介する。

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2009年07月03日

品質工学会 NMS研究会報告(4月)3

 
日精樹脂工業(株) 常田聡


2、消費電流データを用いた工程管理(日本大学 吉岡幸宏)

 いくつかのパターンの作動を行い、そのときの消費電流の波形を作動毎にSN比ηと感度Sという2つに数値に変換する。その後、検査項目の値とあわせてMTシステムを用いて解析する。MTシステムとは、単位空間と呼ばれる正常で均一な集団を基準点として、信号と呼ばれる異常なものがどれだけ均一なものと差があるか、その差を距離で表現する方法である。この研究では、市場クレームを起こしていない正常品を単位空間として、市場クレーム品を信号にしている。続きを読む
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2009年06月26日

NMS研究会報告(4月)2

日精樹脂工業(株) 常田聡


技術者が品質工学をやるには

 続いて、技術者が自ら品質工学をやるにはどうすればよいかについて問題提起され、活発な議論が行われた。議論は多岐にわたるが、その大筋を報告する。
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2009年06月19日

品質工学会 NMS研究会報告(4月)

 日精樹脂工業(株) 常田聡


 2009年4月4日(土)に星陵會舘(東京都千代田区永田町)において、第134回NMS研究会が開催された。この研究会の目的は、田口玄一博士の創始による評価技術の方法論である品質工学を、具体的な事例を通して互いに研究し推進していくことだ。毎月、第一土曜日に定例の研究会が開催され、関東地方を中心とした企業の技術者らが熱い議論を戦わせている。無料で参加できる代わりに、必ず自分の事例を持ち込んで討論することが約束となっており、それ故、誰もが真剣に自分の問題や課題と向き合わざるを得ない。
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2009年06月12日

NMS研究会報告(3月)(2)

セイコーインスツル(株) 竹内和雄

(5)「直動滑り摩擦における摺動特性の研究」日精樹脂(株)常田聡


 加重に対する電力を基本機能と考えた以前の摺動特性パラメータ設計は利得の再現性が良くなかった。摺動に必要な働きを考え直し、「スムーズな摺動をすること」として、移動距離と累積消費電力の関係に置き換えて再度パラメータ設計をした。結果として利得の再現性も向上し、良い状態が得られた。文献調査した結果、混合潤滑領域における様々な因子の作用はストライベック曲線にも示されるとおり、不安定であり、クーロンの法則などは成立しないことが分かったとのことである。冒頭に矢野宏氏が言われた体験発表でなく、考察を加えて論理的な結論を導き出していると言えるだろう。
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2009年06月05日

第133回NMS研究会報告(3月)(1)

セイコーインスツル(株) 竹内和雄


 第133回NMS(New Manufacturing System)研究会が3月7日(土)、20名が参加し、永田町星稜会館E会議室にて行なわれた。日本大学の則武秀昌氏が初参加された。今回は、春のNMS拡大研究会の振り返りと第17回品質工学研究発表大会をひかえて、発表予定テーマを主体にした議論が交わされた。
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2009年05月15日

春のNMS拡大研究会 活動報告(5)

コニカミノルタビジネステクノロジーズ(株) 田村 希志臣


(11)「工程システムのバーチャル設計〜人による評価の有効活用〜」(荏原冷熱システム(株) 高梨圭介)

 工程設計に品質工学の考え方を適用すると、工程システムもまた2段階設計されるべきである。

すなわち、第1段階として機能性、つまりロバスト性を確保し、第2段階としてチューニング、つまりリードタイム短縮に取り組むのが良い。高梨は、コニカミノルタ社において実施された、プリンタユーザビリティを完全試作レスでバーチャル設計することで大きな成果を得た取り組みにヒントを得て、工程全体のバーチャル設計に取り組む提案を行った。

工程システムは、設計情報を取るための試作が困難である。

そのため、これまで多分に経験に基づく設計が行われてきた工程設計の分野に、品質工学という合理的な設計方法論を適用し、完全試作レスで工程設計最適化を実現しようという、先駆的な取り組み提案である。続きを読む
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2009年04月17日

春のNMS拡大研究会 活動報告(3)

コニカミノルタビジネステクノロジーズ(株) 田村 希志臣

(1)「私が見つけられなかったCO2の値段」(ヱスケー石鹸(株) 安藤欣隆)

 かつて安藤は、品質工学を活用して従来の2倍の洗浄力を持つ洗浄剤の開発に成功した。当時はそこまでの認識はなかったが、昨今の地球環境問題を鑑みると、洗浄能力の向上は、資源の節約、生産や輸送エネルギー節約、そして排水汚染抑制と、環境負荷低減に大きく貢献するものであった。損失関数を用いると、こうした研究による環境負荷低減の経済効果を求めることができ、投資対効果を合理的に判断できるようになる。損失関数は、環境問題を根本から解決するための極めて強力な武器になり得る。

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2009年04月10日

春のNMS拡大研究会 活動報告

コニカミノルタビジネステクノロジーズ(株) 田村 希志臣


発表1「トライデントを種子として」(クオリティ・ディープ・スマーツLLP 吉澤正孝)


 技術者の重要な役割は、新しい価値を創出することにある。これには技術的知識を身につけるだけでは不十分である。

技術者育成の難しさはここにあるが、トルネードモデルと名付けられた交流の場を意図的に用意することが、技術者育成のための効果的な方法となりうると思う。

吉澤氏の視点は、品質工学の普及、活用がまだまだ進んでいない日本の現状に対する大きな示唆を含んでいる。

この知識伝搬方法の研究は、いわば社会科学分野の研究となるのであろう。吉澤氏のさらなる研究深掘りに期待したい。
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2009年04月03日

春のNMS拡大研究会 活動報告

コニカミノルタビジネステクノロジーズ(株) 田村 希志臣

 2009年2月7日(土)に春のNMS拡大研究会が機械振興会館(東京都港区)で開催された。

 NMS研究会は、品質工学の研究会として1998年1月に発足して以来、130回を越える研究会を開催している。この拡大研究会は、NMS研究会が一般参加者を募って毎年この時期に開催する恒例行事のひとつである。今回の参加者は、NMSレギュラーメンバー20名、一般参加メンバー19名、そしてゲストスピーカー3名、総勢42名に達した。機械振興会館の会議室は十分な広さがあったはずだが、その会場が手狭に感じられるほど、参加者の熱気に溢れる場となった。

 まず冒頭にNMS研究会の主宰である矢野宏より、開会の言葉として、拡大研究会の開催の狙いについて示された。今回の全体テーマは「私が見いだした自分と他人の新しい考え方・方法」であった。これは、品質工学の新たな展開につながりそうな、新しい技術の芽を全員で探してみよう、という狙いに基づく企画である。

 これまでの品質工学は、田口玄一により次々と出される技術提案に対して、実施例をもってその妥当性を検証するサイクルを繰り返すことで進化を遂げてきた。田口が第一線を退いた今、品質工学の次なる発展の方向は我々自身の手によって見いだしていかねばならない。今回の拡大研究会は、その意気込みと覚悟をNMS研究会メンバーが示す絶好の場となった。以下、発表内容と議論を紹介する。前半の5件のうち、発表@、B、Cはゲスト発表者による発表で、発表A、DはNMS研究会レギュラーメンバーによる発表である。また、後半の発表Eの15件はNMSレギュラーメンバーによる発表である。いずれも新しい考え方、方法、そして気付きに関わるテーマとなっており、大変に中身の濃い発表が続くことになった。

 
発表@「トライデントを種子として」(クオリティ・ディープ・スマーツLLP 吉澤正孝)
 吉澤は、NMS研究会の公開イベントに必ず参加して積極的な発表、発言をしてくれる。今回も拡大研究会の最初の発表者として、大局的な見地から、日本の知識伝達の方法について研究、考察した。

 そのきっかけになったのは、東京電機大学の学生、マツダ(株)の技術者、そして広島地区の新聞記者との長きにわたるやりとり、交流の様子が、矢野宏の手によって品質工学会誌に記事として掲載されたことである。3つの立場の異なる者たちが品質工学を通して交流することで、効果的な知識伝搬そして気付きの場が生まれている。

 タイトルのトライデントというのは三つ叉の槍のことである。吉澤は、3つの槍が根本で繋がっているトライデントモデルをさらに拡張し、矢野宏という知識マスターを中心に、3つの場があたかも竜巻のように激しく混じり合った場となったとし、3者の交流の場をトルネードモデルという新しい知識伝搬の場として捉えた。

 知識マスターが中心にあるが、知識マスターの持つ知識を分け与える場ではない。そうではなく、知識マスターは竜巻に勢いを与える役割なのである。結果、3者の交流の場では、知識マスターの持っている以上の知識、気付きが流通することになる。これは知識マスター自身にとっても、気付き、成長する場になっている。

 こうした場が成立する要件として、吉澤は、知識マスターの存在に加えて、@場をあまり意図的に設定しないこと、A交流から生まれた暗黙知を文章の形で取り交わすこと、B3者がともにオープンマインドを持つこと、などを挙げている。

(つづく)
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